どうも!プログラミングスクール研究所のヨウです!
突然ですが、
「プログラミングスクールって多くない?」
「スクール選びってポイントがつかみにくい」
「なるべく無料スクールに行った方がよくない?」
と思っている人は少なくないのではないでしょうか?
そこで実際に、僕も大変だったプログラミングスクール選びで、いろいろと苦労した経験をもとに選び方を体系化しました。ぜひ参考にしてみてください!

【基本】費用対効果が高いプログラミングスクール選び方
目的・目標設定のコンサルサービスの有無で比較
目的や目標の設定をうまくできないことで、学習効果に大きく差が出ると言われています。
学習だけに関わらず、どんなことにも目的・目標設定が正しくできていれば、できないと思っていた結果を出すことは意外と簡単にできてしまいます。
一つの例として、
私の個人の経験で「水泳」を例にあげます。
今ままで通りの練習をしていると、自由形で100m泳ぐとタイムが1分22 秒でした。
そこで次の大会では1分20秒をきりたかったので、「1分19秒で泳ぐ」という目標設定をしました。
その目標を設定したことによって、今までの練習方法ではその目標を達成できないので、
何をやれば達成できるのかを考え始めます。
その結果、何とか目標にしていた「1分19秒」を達成することができました。
このように、できないと思っていたことができるようになるために必要なのが「目的・目標」なんです。
ただ、この目的・目標設定は簡単なように見えていくつも書籍が出ているくらい難しいもので、今まで目標を意識してこなかった方は正しく目標を立てることができません。
正しく目標が立てられないと、学習効率も上がらないので、短期間で成果を出すことができなかったりしてしまいます。
なので、プログラミングスクールで目的・目標の設定をサポートしてもらえるか聞く必要があり、さらには専門的な知識を持つコンサルタントが在籍しているのかも確認しておきましょう。
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マンツーマンレッスンの有無で比較
プログラミングスクールの受講タイプには2種類あり、
- 1対1のマンツーマンレッスン
- 1対多の集団講義形式
と大きく2つに分類することができます。
経験したことも元にお話すると、1対多の集団講義形式だと質問が圧倒的にしづらいです。よく学校で質問しづらい状況ってありますよね?その雰囲気に似ていて、質問がしづらくてしょうがないのです。
学習が煮詰まった時って聞かないとどうしようもなくて、プログラミングスクールに通う理由のTOP3に入るのが「質問ができるから」なので、そこがなくなるとスクールに行く価値があんまり感じられなくなります。
結論、できるだけ1対1のマンツーマンレッスンをおすすめします。
人前でも関係なく質問できるという方は、集団講義でもいいと思います。仲間もできやすいし、モチベーションを高め合いながら学習できる点は魅力的です。まとめると、
- 人前で質問が苦手→マンツーマンレッスン
- 人前で質問できる→集団講義型
という形でプログラミングスクールを整理していくと良いでしょう!

学習進捗管理サポートの有無で比較
スクールに通うからには、絶対にスキルアップして卒業したいですよね。
受講を決めたその日から確実に前進して、受講期間内にアプリ開発ができるようになっていないといけません。
そのためには、学習進捗を日々チェックする習慣が必要なのですが、個人で管理する他にプログラミングスクールのプロにお願いできると確実に成果を出せるようになります。
自分の視点だけでなく、学習のプロ視点でフィードバックをもらうことで、学習をさらに効率化することができるようになります。
そこで、プログラミングスクールを選ぶ際には、「週に何回面談があるのか」を確認することが大切です。

講師の質より交代できるかで比較する
プログラミングスクールの選び方では、よく「講師の質を比較しよう」といったことがよく言われます。
ですが、これは間違いです。
プログラミングスクールの講師は、どのスクールもいい講師もいれば悪い講師もいます。これは、どのスクールに行っても避けられない現実だったりします。
そこで、確認したいのが「講師のエンジニアを交代することはできるか」という点です。
質の悪い講師(もしくは相性が悪い講師)の場合には、交代できる権利が受講者に与えられているのかを確認しましょう。
これで少なくとも、講師の質問題は解決できるはずです。

学習期間と受講回数の多さで比較しない
プログラミングスクールを選び際には、「学習期間」と「受講できる回数」は重要な要素の一つになります。
履き違えてはいけないのが、「受講期間」も「受講できる回数」も多ければ良いというわけではないということです。
受講期間は、長くなればなるほど料金は高くなりますし、長いとそれだけモチベーションを保つのも難しくなってきます。
受講回数だって、多ければ良いというわけではなくて、講義の受講して次の講義を受講するまでに復習ができておかないといけないし、次に学習することを把握して確実に身につけるための時間にする必要があるわけです。
そのため、受講期間は3ヶ月~6ヶ月、受講回数はスケジュールに合わせて復習しながら講義の中で理解して質問ができるレベルで進められるような講義の受講回数にする必要があります。

無料体験を使い倒してポイントを絞る
プログラミングスクールは、無料体験レッスンが受講できます。無料でサービスを体験できるわけです。
プログラミングスクールのサービスも様々で特徴がいろいろありますが、その中でも代表的なスクールの無料体験をフローチャートで大公開していきます。

ここを見て、無料体験レッスンを受講していくだけでもプログラミングスクール選びの材料は揃います。
何も考えずに無料体験レッスンを受講して、雰囲気を掴むところから考えるのも一つの手。
【応用】料金を抑えたい時のプログラミングスクールの選び方
行きたい会社・獲得したい案件・開発したいアプリはイメージできていますか?
実はこのイメージがすっぽりと抜け落ちている方がめちゃくちゃ多いです!
就活を経験した方なら、企業研究をして面接に挑みますよね。それと同じで、求めているものを分析して戦略的にスキルを身に付けていくはずです。
それがなぜかプログラミングスクールになると、
「プログラミングスクールに入れば大丈夫」
となってしまうケースが後を立ちません。
行きたい会社や獲得したい案件、開発したいアプリのイメージがある程度決まっているかどうかで、プログラミングスクール選びから受講終了までを大きく左右します!これは声を大にして言いたい!
まずは、得たい未来をぼんやりにでも描いてプログラミングスクールを検討してくださいね!
学ぶプログラミング言語は決まっていますか?
多くの初心者の方は、プログラミングスクールを検討する際にプログラミング言語が決まってないです。
あるスクールのデータによれば、7割の受講ユーザーは言語が決まってない状態でプログラミングスクールの門を叩いています。
ちなみに、プログラミング言語が決まっていないユーザーは、ほとんどのスクールではRubyを勧められます。
- Rubyは初学者が学びやすい言語だから
- 国産の言語なので、日本語で解説された記事やチュートリアルが豊富に用意されているから
- Rubyのカリキュラムを自社で作っている企業が多いから
このような理由が主な理由になります!
しかし、転職や独立を考えた時にRubyが最適な言語なのか?と考えると微妙だったりします。
まずは、行きたい会社や獲得したい案件にイメージを持って、そのあとに言語を決定して学習した方がモチベーションも目的意識も高まって結果的に必要な人材になれます。
1ヶ月分の受講料金で比較して予算に見合ったスクールに目星をつけていますか?
プログラミングスクールの料金は、シンプルに見えて少しややこしかったりします。
例えば、受講料10万円で安いと感じても1ヶ月で10万円の場合もありますし、入学金で20万かかってしまうというスクールもあります。
正しく料金を比較しないと結果的に多くのお金を失ってしまうわけです。
あなたには、間違った料金計算をして欲しくない。だからこそ、以下の計算を徹底して料金を比較しましょう!
- 受講料と入学金を足し算します
- 1で求めた料金を受講期間で割る
- 目星をつけた各スクール(コース)を1,2の方法で計算して比較する
上記の計算で少なくとも大部分の料金を比較することが可能です。

予算に見合ったスクールの無料体験レッスンは数社受講しましたか?
プログラミングスクールは高い買い物ですよね。コンビニ感覚でちょっと受講してみようかな!とは行きません。。
そんな時にぜひ利用したいのが「無料体験レッスン」です!

そう思っているあなたの期待を良い意味で裏切ってくれますよ!
先ほど、「行きたい会社・獲得したい案件・開発したいアプリのイメージはありますか?」でも解説しましたが、目的や目標を明確にする絶好の機会になります。
また、各スクールの学習ノウハウや仕事獲得ノウハウなど普通には知りえない情報を聞き出すことも可能です!
さらに多くのスクールは、無料体験レッスンを受講するだけで特典がもらえたりするので、特典をもらいに行くだけでも価値があります。

就職・転職・独立などの欲しいサポートがきちんと含まれていますか?
あなたはきっと、プログラミングスクールに入ると決めたら、受講してすぐはがむしゃらに学習に取り組みます。
しかし、ある程度学習を進めて、進路に迷うようなサポート体制だったらどうでしょうか?
プログラミングを学ぶ目的は、なにか欲しい未来があったからのはず。
もしあなたが欲している未来が就職・転職・独立なら、プログラミングスクールのサポートが充実しているかどうかで実現の可能性がかなり高まります!
このちょっとの差でミスをしたくなければ、サポートが必ず含まれているのかどうかはチェックしましょう!
質問の回答時間帯はチェックしましたか?
プログラミングスクールに通う理由として、一番多いのは「エンジニアに教えてもらいたいから」という理由です。
なぜかというのは明白で、つまづいた時間をなるべく減らして短期間で効率よくプログラミングスキルを身につけるためですよね!
もしあなたが、社会人であれば仕事帰りにプログラミング学習をしたいはずですよね。ハングリー精神がある人なら、遅い時間まで学習してしまったり。。
逆に学生なら朝早くプログラミング学習したいと思うこともありますよね。
朝8時から質問対応してくれたら…みたいな願望があってもお昼の15時からでないと質問ができない縛りのあるスクールもあります。
実は、質問の時間帯一つとっても各スクールで大きくちがいます。
ポイントは、あなたの学習したい時間帯に質問対応がしているかという点なので、必ずチェックしましょう!
追加受講の料金設定はチェックしましたか?
プログラミングスクールの受講期間は、3ヶ月から6ヶ月でそこそこ長い期間です。
その間に何かが起こらないとも限りません。実際に僕は、プログラミングスクールに通っている最中にフリーランスとして仕事ができるようになり、そっちに注力した結果、学習がおろそかになってしまいました。
仕事は、フロントエンド言語のスキルだけで獲得できるため、仕事が獲得できた嬉しさで学習がおろそかになってしまったわけ。
その際に、改めてプログラミングスクールに戻った時には残りの受講期間が少なかったので、追加受講の料金を支払って受講しましたが、これが高かった….!
そのため、追加受講の料金設定も確認しておきましょう!
※ちなみに安ければいいわけではなくて、追加料金が高い方が延長料金払いたくない…って気持ちが強くなるので、気合い入りますよね!そういう追い込み方もあります(笑)
解約の際の返金条件をチェックしましたか?
プログラミングスクールに入ってみて、どうしても合わないって人は少ないですが、絶対にいます。
その際のリスクヘッジとして、解約返金条件は必ず確認しておきましょう。
例えば、「受講して7日間以内に解約の申請を出すこと」のような条文があるとその期間内でないと返金してもらえないので要注意です。
とはいえ、ウルトラCはあります。
消費者センターや弁護士を使う手はありますが、必要以上にメンタルや時間を持って行かれてしまうので、そういった揉め事にはならないように返金条件はやっぱり確認しておきましょう!
【応用】費用対効果が高い無料プログラミングスクールの選び方

無料プログラミングスクールの仕組み
そもそも、なぜ無料でプログラミングを習うことができるのでしょうか?
実際に、無料のプログラミングスクールでは、卒業後に現場に出てエンジニアの仕事がお手伝いできるレベルまでのスキルを身につけることができます。
無料が実現できているのには、うまい仕組みがあって、プログラミングスクールの受講料を無料にする代わりに、必ず就職することを絶対条件としていることです。
無料のプログラミングスクールをいくつか調べてみましたが、その無料プログラミングスクールの運営会社が指定する会社に就職することが無料である条件となっていることが多いようです。パターンとしては、
- 無料プログラミングスクールの運営会社に就職
- 無料プログラミングスクールの運営会社が紹介する会社に就職
- 無料プログラミングスクールの提携先が紹介する会社に就職
上記のようなパターンが多く、このような無料プログラミングスクールはうまく仕組みを利用していて、
スクールで学習後に就職に成功すると就職先からプログラミングスクールに紹介料としてお金が入ることになっています。

無料プログラミングスクールを選ぶ際の5つのポイント
さて、無料プログラミングスクールの仕組みが理解できたところで、「無料プログラミングスクールってすごく良い仕組みじゃん…!!」と思ってしまいますよね。
でも実は、無料なだけに様々な落とし穴があるわけなんですよ。。
そんなことを聞くと、「損をせずに無料プログラミングスクールを選ぶ方法ってないの?!」と思うかと思います。
様々な無料プログラミングスクールを徹底的に調べていく中で、「無料プログラミングスクールでよかった」と感じる人が自然と気をつけていた以下の5つのポイントに気をつけて選ぶことができれば、満足度が高い無料プログラミングスクールを選ぶことができます。
- 目的は就職・転職してスキルアップすることでそれ以外にこだわりはないか
- 「無料だから」という理由が受講した動機の大部分を占めていないか
- 環境に左右されずに目的意識を持って着実に学習を進めることができるか
- 紹介される転職先を有識者に助言を受けながら正しく選べるか
- 転職先がもしハズレだった場合でも諦めずに転職活動を再開できるか

まとめ
今回は、費用対効果の高いプログラミングスクールの選び方をご紹介していきました。
プログラミングスクールは、スクールの数だけでも100以上あるため個性も分かれますので、今回ご紹介した様々な選び方を参考にスクール選びをする必要があります。
さらに、そのスクール受講中にも学習効率を考えて学習方法の工夫しないとプログラミングスキルはなかなか身につきません。
