「プログラミングスクール?行って何の意味があるの?」
このような疑問が沸き起こってくる背景には、「プログラミングスクールって意味ないでしょ」という考えがあるからだと思います。
いやー、この感覚は個人的にはすごくよくわかります。
「実際に何やってくれるの?結局本読んだり、学習サイトで片付く内容じゃない?」って思ってました。
しかし、実際にプログラミングスクールに通った状態で改めてメリットデメリットを考えてみると、人によってはプログラミングスクールはすごく意味のある環境だったんだなと気づきました。
今回は、プログラミングスクールに疑問を持っているあなたに向けて、「多くの受講生が感じたプログラミングスクールの4大メリットと3大デメリット」を解説していきます。
目次
受講生が感じたプログラミングスクールの4大メリット
独学より効率的かつ確実
「独学で学習すると9割挫折する」なんて言われているように、独学はそれだけ難しいものだとされてきました。
その理由としては、
- 何を学習すればいいのか分からない
- 仮に学習しても目的(アプリ開発や就職・転職等)に繋がるイメージがない
- シンプルに内容が難しい
上記の3つのどれか(もしくは全部)の可能性が高いと言えます。(ちなみに僕は全部でしたね…)
特に重要なのが1番と2番で、言うなれば1番は武器、2番は地図といった感じでこの2つがなければ冒険に出かけることすらできません。
では、プログラミングスクールはどういう役割を果たしてくれるのかというと、武器も地図も渡してくれて武器の使い方も丁寧に教えてくれるという場所なわけです。
具体的に言うと、効率的な学習カリキュラムがあり、カリキュラムのスケジュールを組んでくれて、カリキュラムでつまづくと教えてくれるエンジニアがいて、、という環境がプログラミングスクールで効率的かつ確実にスキルを積み上げることができる理由です。
充実した転職サポートがある
プログラミングスキルを身につける一番多い理由に「転職」が挙げられます。
転職をゴールにした時に、「あ!じゃあコレとコレとコレやればいいんや」って想像できる人は天才すぎて大丈夫だと思いますが、ほとんどの人は想像できません。
そもそも「プログラミングで何ができるの?」って疑問もある中でどうやったら転職できるのかを考えて答えを出すまでに長い時間が必要です。
しかし、転職までの道のりをスムーズに進める戦略がプログラミングスクールにはあるので受講生は転職までの道を最短距離で進むことができます。
「これ合ってるのかな、こんな方法で本当に転職できるんやろか」と不安を覚えながらのプログラミング学習は想像以上に効率が悪いですし、結果的に転職という目的に結びつかない確率の方が圧倒的に高いです。

独立後の仕事獲得や継続するためのコツ等が学べる
仕事獲得には転職と独立の2パターンがあり、独立は転職よりもハードルが高いと言われています。
フリーランスとして独立すると、より実力主義の社会なので自分でいかに仕事を獲得できるかが鍵になってきます。
仕事獲得と聞くと、「プログラミングスキルが高い人は仕事がたくさん取れるけど、スキルが低ければ仕事が取れない」と思ってしまいがちですが、そういう簡単な話にはならないのが仕事獲得の奥深さです。
実は、仕事獲得には以下の2つのポイントを抑える必要があります。
- 仕事獲得前に何を準備すべきか
- 仕事獲得のための営業方法
上記のポイントを抑えれば、簡単なオリジナルアプリを作成できる程度のスキルでも仕事獲得ができてしまいます。
お金を投資して時間を買うのか、お金を節約して仕事獲得の方法を研究するのか、どちらが自分に合っているのかは一度考えてみても損はないかもしれません!
モチベーションを維持できる環境が手に入る
あなたはモチベーションを維持するのが得意ですか?
学生時代に「勉強だるいなぁ」と勉強そっちのけでマンガ読んだり、テレビに走ったりしたことないですか?
僕はあります!!!(自信満々すぎますが、事実です….!)
モチベーションが落ちてしまう原因はいくつかありますが、最大の原因は自分との約束はもっとも弱い約束になりがちだからです。
例えば、「明日10時に駅待ち合わせね!」と連絡があったら、ほとんどの人が10時に間に合いますよね。
しかし、「明日10時から駅近くのカフェで勉強しよう」と自分自身で決めても10時過ぎてから到着してしまうケースが多く自分自身で決めた約束は守れない傾向にあります。
同じ現象がプログラミング学習でも起きてしまうため、プログラミングスクールではモチベーションを高めるために、
- 講師との約束
- 受講仲間との約束(競争)
- 約束しやすい共通の学習カリキュラム
という形で「約束」が起こりやすい環境を作り出しているわけです。
プログラミングスクールに入れば、戦友とも言える仲間が手に入り、モチベーションを高め合いながら走り抜くことができる環境を手に入れることができます。
受講生が感じたプログラミングスクールの3大デメリット
意外とハード
学習しないといけないのは知ってて受講したのに「意外とハードだった」というのは、裏返すとプログラミング学習を甘く見ていた証拠でもあります。
先に言っておくとプログラミングスクールに入っても頑張るのは自分なので、頑張らないといけない事実に変わりはありません。
プログラミングスクールの価値は頑張ったら頑張った分だけ先に進むことができること。
独学では、頑張っても頑張っても先に進めないこともありますし、目的を達成することも何倍も難しくなってきてしまうわけです。
そこを勘違いしていると以前の僕みたいに苦労するはめになります。体験者だからこそ、甘い話はあえてしたくないんです。
最適な環境に甘えてしまう
先ほどの話と繋がる話なのですが、プログラミングスクールに入っただけで「これでエンジニアの道は約束された」と安心してしまう方がいます。
めちゃめちゃ気持ちは分かりますし、実際にそんな状況下では安心しきってしまうのも無理ない気もします。
しかし、最適な環境を活かすのではなく甘えてしまうくらいなら受講しない方が100倍ましかもしれません。お金もかかるし、時間も無駄になってしまいます。
逆に投資額を絶対に回収してやるぞという気持ちで取り組むと、「回収するためにはどうすべきか」という思考になるし、プログラミングスクールの講師陣も「こいつには絶対成果を出して欲しい」と思ってくれるので、講師の実体験からしか知りえないノウハウなどを教えてくれるようになります。
講師も人間なので、受講生を無意識のうちに分類しています。
「いかに講師から吸収するか」ということを考えた時に環境に甘えてしまうと結果的に損をしてしまうことが多いんです。
必要なスキルが身につけられなかった
プログラミングスクールに通ってスキルが身につけられなかった原因としては、大きく2つが考えられます。
- プログラミング学習にコミットできていなかった
- スクールで学習できる内容を把握せずに受講した
1番は先ほどお伝えした2つのデメリットのどっちかに該当するので割愛しますが、2番目の場合にはプログラミングスクールの選び方に問題があったのかもしれません。
あなたのプログラミングスクールに通う目的を明確にし、目的に必要なパーツが揃っているプログラミングスクールが選べるかにかかっています。
しかしどんなパーツが必要なのかは、プログラミングスクールの受講生が実際に経験した体験談を覗いた方がいいので、そちらをご覧くださいね!
まとめ
いかがでしたか?
プログラミングスクールのメリットもデメリットも意外なものが多かったですよね。
プログラミングスクールのメリットデメリットを一言でまとめると、堅実な学習環境が整っている反面、ある程度ハードな3~6ヶ月を過ごすことになりますよ、ということです!
実際にプログラミングスクールを検討する前に、「自分はそこまで本気になれるのか」「本当にエンジニアやプログラマーとして生きていくつもりなのか」をよく考える必要があります。
この記事であなたの後悔を減らすことができればすごく嬉しいです。頑張ってプログラミングスキルを身につけましょうね!